父の日の由来

父の日ののし紙について

父の日ののし紙について水引は、紅白の花結び(蝶むすび)にしたのし紙を使用します。表書きは「ありがとうおとうさん」「大好きなお父さんへ」「御祝」など、気持ちを伝わるメッセージを書くと良いでしょう。

父の日の由来

母の日が出来た翌年1909年、アメリカに住むジョン・ブルース・ドット夫人は、母の日があって父の日が無いのはおかしいので、父の日を制定して欲しいと牧師教会へ嘆願しました。1916年、嘆願から7年後に「父の日」が認知されるようになりました。第28代大統領ウィルソン氏の時でした。
ドット夫人は6人兄弟の末っ子で、小さい頃には南北戦争が起こり、父が動員され、母一人で働きながら一家を支えていましたが、過労で倒れ、亡くなってしまったそうです。戦争後、帰国した父は6人の子供を男手一人で育てて行く事になり、再婚もせず、生涯独身を貫きました。
その苦労を想い、ドット夫人は「父の日」の申請をしたのでしょう。 アメリカでは、1972年に国民の休日になりました。

日本の父の日

父の日の掛紙日本で「父の日」が定着したのは1980年代といわれています。1981年に日本ファザーズ・ディ委員会というものが設立されました。その翌年に「黄色いリボンキャンペーン」を開催し、日本での贈り物には黄色を用いるようになったようです。
イギリスでは古来、「黄色」は身を守るための色とされてきました。「愛する人の無事を願うもの」という願いがこめられ、アメリカで定着したのが黄色いリボンでした。その他に、黄色の意味する言葉は「楽しさ」「暖かさ」「幸せ」「希望」「向上」などがあり、色々な意味を黄色いリボンにこめてプレゼントを贈る習慣ができたようです。