■清月ごよみ■本日は[大雪(たいせつ)]/究極の羊羹を大切なあの方へ 12/7号Vol.41
いよいよ師走となりました。皆様お変わりございませんでしょうか。
清月堂本店 四代目 水原 康晴です。
いつの間にか今年も12月になってしまいました。今年は年初から急速な景気の低迷で始まり、初夏の頃には新型インフルエンザが都内でも発症し始め混乱し、先日の今年の流行語大賞にも選ばれましたが、晩夏には政権交代となりました。明るい将来展望のない中での厳しい現状から変わらなければと変わってほしいが入り混じった一年でした。翻って、私はといいますと、この厳しい状況だからこそ、今一度銀座本店を見直す良い機会と考えています。銀座本店に気軽に御足を運んでいただけるよう色々と努力していきたいと考えています。
本日もあなたさまにたくさんの“幸せな瞬間”がおとずれますように。 |
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☆マメ知識「冬至の柚子湯」
一年で昼が一番短く、夜が一番長い日である冬至。冬至といえば「柚子湯」に入り「冬至かぼちゃ」を食べる風習があります。「柚子桃山」をご紹介する今回は、「柚子湯」についてのマメ知識です。一般的に由来は、冬至=湯治(湯につかって病を治す)、柚子=融通がきくようにとのと願いを込めた語呂合わせから柚子湯に入ると言われています。もともとは、身を清めるための禊(みそぎ)で冬が旬である柚子の強い香りで邪気がおこらないと考えられていたようです。
柚子湯には、体を温めて風邪を防ぎ、ビタミンC等の成分により美肌効果や皮膚を強くするという効果があります。さらに香りによるリラックス効果もありますので、厳しい寒さの中で健康に暮らすためにとても役に立ちます。
この秋に行われた「第20回全日本カルフォルニアくるみ製菓・製パンコンテスト」の和菓子部門で「くるみ焼」が銀賞を受賞しました。販売は12/15までとなっております。ぜひこの機会にお試しください!
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カルフォルニア産のくるみに熱を入れ、卵あんに混ぜたくるみ餡。それを、大麦を焙煎して粉状にした風味豊かな麦こがし粉と小麦粉、砂糖、卵を混ぜた生地でつつみ、表面に粉糖をかけ焼き上げたお菓子です。麦こがしの香りとくるみの食感が秋の大地の恵みを感じさせてくれます。
販売価格:1個 189円(税込)
消費期限:5日
取扱店舗:全店 *こちらの商品は店頭のみのお取扱いになります。 |
こだわりの食材【和菓子の基本は、やはり『小豆』その2】
「収穫された小豆は、さらに選別技術で」
収穫された小豆は、大きな袋に入れられ、主に農協さんを経由して撰別会社さんなどに運ばれます。農家から直接持ち込まれることもあるようです。収穫時の天候によっては泥が付着していたり、水分が高かったりすることもあるようなので、選別工程前に泥を取り除いたり、乾燥させたりする機械も準備されていました。
撰別会社さんの敷地に入ると、まず目に飛び込んできたのが、屋根の上から豆を狙う鳩たちでした。「・・・鳩ぽっぽ、 豆がほしいか、 そらやるぞ。・・・」などという童謡のようなことはありません。倉庫内や室内に侵入されないように、驚くほどしっかりと鳩対策もされていました。こちらでの選別技術や工程順については、実は企業秘密の部分もあるのですが、東京から「は~るばる来たぜ」ということでの見学させていただきました。
[原料投入⇒粗選別⇒異物除去1⇒選別1⇒選別2⇒異物除去2⇒選別3⇒選別4⇒金属検知器⇒(手選別⇒)製品袋詰⇒倉庫保管⇒製品出荷]の工程順で工場内を見学しました。これらの選別技術や多種の工程によって、まさしく「“撰別”された小豆」となり、さらに特別な工程である熟練者の手選別が加わると、品名には『手撰(てより)』という最高品質を表す言葉が付きます。手選別をする場所はそのための単独の部屋になっていて、小豆という農産物の選別ではありますが、異物混入を防止する目的で、食品工場と同じように入室時に上履きに履き替え、作業着も着替えをします。小豆を大切に扱っていただいているように改めて感じました。昔、小豆は商品相場を題材とした小説に「赤いダイヤ」と称されたこともありますが、とても明るい手選別室で見た小豆は、意味は全く違いますが、光り輝いていました。
北海道の人たちに作り続けていただく、光り輝く小豆は、弊社の職人たちによっておいしいお菓子になります。小豆は「赤い」種類だけではありません。生産量はわずかですが、「白い」種類もあります。今年は「白い」小豆を使ったおいしい「善哉」も作りました。
北海道の人たちに大切に扱われた小豆を使って、銀座の和菓子店の職人が作るお菓子をぜひお試しください。来年は十勝平野の小豆畑を見てみたいと思います。(おわり) |
編集後記
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「清月ごよみ」に最後までお付き合いいただき、有難うございます。
メルマガ編集担当の松田です。
乾いた風に、一枚また一枚と葉が散るのを見てある詩を思い出しました。寒い冬が来るのに、木ははだかになっていく。その理由は、葉を根に着せるからなんだ。という内容のもの。それを読んだとき、とても心が温かくなったのを思い出しました。自然への愛情を感じて。実は私には、寂しげな風景にしか見えていなかったのですが…。これからやってくる厳しい冬、まる裸の木に自然の優しさを感じるような、そんな豊かな気持ちで過ごしたいものです。 |
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